実際には求人はあるんです

中高年といえば、仕事を探すのが大変というイメージがあります。

 

実際、簡単に仕事が見つかるわけではありませんが、求人案内の募集はそれなりに多く出ているのも事実です。しかし、若い時に比べ視力や体力が落ちるし、年齢を重ねてから全くの未経験の仕事をやることに抵抗を覚える人も少なくないため、なかなか簡単に採用に至るというわけにはいきません。

 

まず、仕事を探す際に意識しなければならないのは、気持ちの問題です。自分がやりたい仕事をしてお金をもらえるのはとても幸せなことですが、そのような人はごく一部です。大半の社会人は、生活のために仕事をしているのが現実で、それは素晴らしいことです。

 

これだけは絶対に無理だという業種を除いては、積極的にチャレンジしてみようという気持ちの持ち方がまずは重要です。そして、興味がある仕事だけでなく自分にもやれそうな仕事には、どんどん応募することが大切です。その際は、自分が持っている資格を生かせる仕事や、今までの職務経験をアピールできる仕事に応募すると有利になります。

 

給料は、年をとるとどうしても少なめになる場合もありますが、それは仕事をきちんとやり認められれば昇給もあると割り切ることが大切です。それでもどうしても採用に至らない場合は、地域のハローワークなどに行けば履歴書の書き方や仕事の探し方を無料で指導してくれます。

 

あるいは、面接の練習をすることも可能です。昔は60歳になれば定年で仕事をリタイアする人が多かったですが、今は60歳を過ぎてもセカンドキャリアとして仕事を続ける人が大勢います。それは、お金のためにやっている人もいれば、自分の生きがいとしてお金に関係なく仕事を続ける人まで様々です。今は若者が減っていることもあり、社会が経験のある中高年を必要としている時代でもあります。それをうまく利用し、自分がまだまだ社会に貢献できるというプライドを持って求人を探すことが重要です。



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